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 錦秋の奥渓  埼玉県荒川源流入川                        2002.11.09〜10   Photo:中村敏之、伊藤智博、高野智
               Nikon F100 
                Tokina 28-70mm F2.8
                Tamron AF28-200mm F/3.8-5.6 LD
                  ASPHERICAL 〔IF〕 Super-II Macro
                Konica Chrome SINBI100 Professional

               OLYMPUS CAMEDIA C-3030 ZOOM

               Sony Cyber-Shot P5
2ヶ月ぶりの源流行
逸る想いとは裏腹に体が言うことをきかない
森林軌道跡は落ち葉に埋もれ
古いレールを覆い隠す

釣りが出来ないのは分かっているが
目線はついつい渓に注がれる
歩くにつれ渓は彩りを深め、我々を歓迎してくれる
生憎の曇り空
日が陰るとせっかくの紅葉も輝きが薄くなる
赤沢までは快適な軌道跡の道が続く
距離的には赤沢で半分なのだが、
赤沢-柳小屋は倍以上の時間がかかる
赤沢谷出合
ときおり太陽が顔をのぞかせるが
ここでは雪が舞っていた
   
道は赤沢に沿って急激に高度を上げる
柳小屋までの道でもっとも苦しいところ
サクサクという落ち葉の音を楽しみながら
一歩一歩登る
鮮やかに色づいた木々
新緑とはまた違った感動を与えてくれる
室内でも気温は5度しかなかった
防寒着を着込み楽しい宴会が始まる
今夜はすき焼き
今回も豪華な食材に舌鼓を打つ
またお世話になった柳小屋
立派な小屋は晩秋でも快適だった
柳小屋の対岸から松葉沢が出合う
本流の流れにはイワナがユラユラと遊んでいた
不思議な模様を纏う木
帰り道は雲ひとつ無い快晴
見上げるとブナが青空に突き上げていた
夏とは違い、道は落ち葉で覆いつくされている
うっかり踏み外してしまわぬよう慎重に歩く
いつの間にか足に真っ赤な葉が載っていた
ふと立ち止まると自分の影が長く伸びていた
まもなく冬がやってくる
赤沢出合付近の入川本流
晩秋の陽は短い
入川の流れに紅葉が映える
今回のメンバー
左から伊藤、横倉、私、中村
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