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 福島県 只見の渓
  2010/06/12〜13


  怪長、副怪長、銭無(日本吸盤協会)
  HARAさん(瀧友会)
  高野(渓道楽)



Text&Photo: 高野

2000年に始まった「あそこツアー」は2006年を除いて毎年開催されて、今年で10回目を迎えた。時の経つのは早いものだ。最初のときはまだ若いつもりの30代だったのが、今じゃ本人もしっかり自覚する立派な中年だ。そしてあと数年で50代になるなんて、自分でも信じられない。
やはり体力だけは確実に低下しているが、それでもこの遊びはなかなかやめられそうもない。

さて、今年は日本吸盤協会怪長の車に副怪長と一緒に便乗させてもらって、東北道〜磐越道をひた走り、集合場所へと向かった。
高速道路が上限1000円になったおかげで、今までは一般道をチンタラ走っていたところを高速を使って一気に行けるようになった。まあ、1000円なのはいつまでなのかハッキリしないが、貧乏人としては1000円高速は嬉しいことである。

集合場所にはまだ真っ暗な時間に着いた。
我々が一番乗り。HARAさんや吸盤協会員の銭無はまだのようである。

ほどなくして2人が到着し、しばしの雑談の後に車止めへと走り出した。
天気予報では今日は晴れ。いつもなら梅雨に入ってどんよりとした天気の多い「あそこツアー」だが、今年はスカっと晴れてくれそうだ。


竿を出す怪長と様子見の銭無

山深い渓にオレンジ色の朝陽が差し込んできた。
今日は素晴らしい1日になりそうだ。


さっそくデカイ雪渓のお出迎え。
今年の冬は雪が多かったせいで、例年よりも雪渓が多そうだ。


























雪渓の上から写真を撮った。
朝陽に照らし出された新緑の渓は命の躍動を伝えてきた。

静かに竿を出す怪長。
最初は無かったアタリも雪渓を越えるごとに増えてきた。

山笑う季節。
長かった冬が終わり、木々はいっせいに芽吹く。


久しぶりに釣った9寸良型岩魚。
流れに磨かれた魚体は逞しくて、しなやかだ。


岩手から参加の銭無。
2年前の「あそこツアー」のとき、岩手は大地震に襲われた。
そのとき彼は只見で竿を出していたのだ。

























こちらは副怪長。
彼と釣りをするのは年に1回だが、そのほかの遊びではしょっちゅう会っている。

また雪渓だ。
このくらいならまあ安心して越えていける。
さすが豪雪地帯だけあって、この後もいくつもの雪渓が行く手をふさいだ。


副怪長の釣った岩魚。
優しい顔をしている。


切り立った岩山。
この辺りはこんな山が多い。雨でも降れば一気に増水するだろう。


見上げれば新緑と青空。
こんな景色を見てるだけで日ごろのストレスも吹っ飛んでいく。
森林浴にマイナスイオン、科学的なことは分からないが、体にいいのは確かである。


ムム! また雪渓だ。
この先は渓も狭くなって埋まってる所が多そうだ。
そろそろ潮時だろうとここで引き返すことになった。

























この新緑の輝きはどうだ!
実物はさらに素晴らしい!
もっと写真の腕を磨かねば。

初夏の日差しを受けて新しい命が光り輝く。

帰り道はもう一つの楽しみ山菜採り。
この渓には赤コゴミが多かった。
ふつうのコゴミと比べてコクのある味がする。
とっても美味しい山菜だが、コゴミほど群生しない。


汗ばむほどの気温に、目に映る風景は夏のようだった。
このあと梅雨が明けると、ここはメジロアブの天下となるのだ。
このあとは温泉に入って汗を流し、さっぱりしたところで楽しい宴会タイムへと突入だ!


今年のあそこツアーは5人と少なめだったが、毎年こうやって集まって遊ぶのはいいものだ。
気持ちは2000年のときと変わらないが、シワが増えたり腹が出たり、見た目はちょっとだけ?変わった5人。
でも、また来年もここに戻ってこよう。



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